サービスは払ったお金の対価として受け取るものだと 中国に行って思い知ればいい

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ここでいうサービスとは主に飲食店のサービスの
ことを言います。
中国に来て気付いた日本の素晴らしさの一つに
飲食店のサービスの素晴らしさがあります。
日本では基本的に、どこの飲食店でも店員は
最大限のサービスを提供するように
努めていると思います。
それと同時に日本の客も良質なサービスを求めます。
しかも値段が安い高いに関わらず、
良いサービスを求める傾向がある気がします。
少しでも店員が舐めた態度をとろうもんなら、
すぐにクレームとなります。
巷で話題のモンスターカスタマーですね。
そのクレームを直接店員に言うのならまだしも、
お客様カードだったり、後でお店の電話を入れたり
間接的にクレームを言いますよね。
あくまで直接ではなく。
これはまさに日本の国民性のような気がしますね。
 
それに対して、中国の飲食店のサービスはどうでしょう。
少なくとも店員にサービスを提供するという意識は
無いように思いますね。
ただこれはあくまで比較的安い店での話であって
そこそこの値段のお店に行けば
もちろん日本と同等のサービスを
受けることができると思います。
ここでは、値段の安い店での話をしましょう。
例えば、料理を運んでくる事1つを取っても、
日本とは全然違います。
日本だと料理名を言ってからテーブルに
置くと思いますが、
中国では無言でドンっといった感じで置いていきます。
お茶や水のおかわりをお願いする時にも
飲み物の入れ方はかなり雑です。
かなりの確率でテーブルにこぼれます。
ただ、食べ終わった料理を下げるスピードは
日本以上に早いです。
彼らはいち早く下げようとします。
たとえまだ料理を食べ終わっていなくてもです。
その時はまだ食べてるから下げないで、
といちいち言わないといけません。
 
中国では基本的に
低価格にはそれ相応のサービスを
高価格には良質なサービスが提供されるという
そこにはある程度明確な基準が存在します。
それを中国の人は理解しているので、
たとえ安い店でサービスが悪くても
特に何も言いません。
というより全く気にしていません。
 
それに対して日本では、
高価格の店だけでなく低価格の店でも、
良質なサービスを
提供するよう心掛けているような気がします。
お客側も価格に関わらず、
良質なサービスを求めようとします。
それに反するようであれば、クレームという
恐ろしいものが生まれます。
 
やはり日本のサービスは素晴らしい。
ただ、お客もそれを当り前のことと考え、
求める要求も決して低くはなくなる。
一度中国に来て、そのサービスの違いを
感じて来てほしい、なんて思ったりもする。
そうすれば少なくとも当り前という考えは
薄まるのではないかな。
一言言っておくが、
中国の料理、サービスも悪くはない。

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