情けなくもネパール人の優しさに触れた1日

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2015年3月11日から約1年の世界一周の旅へ。
日本→中国→ベトナム→タイ→ラオス→インド→ネパール→インド

どうも、ひでです。

現在地はインド。


インド編を再開する前にネパールの被災地での話を少しだけ。

ネパール滞在最終日に前日、

支援先の山間部からバスで帰るついでに

ネパールに来て最初に訪れた村にも

お別れの挨拶をしに行こうと考えました。

その村へはふもとの村までバスで行ってそこから

1時間ほど山を登って着く場所にあります。

ふもとに着いたのが夜7時ほど。

以前1度行ったことがあるから

ひとりでもなんとかいけるだろうと思ってましたが、

それが大間違いでした。

当たり前ですが山方面は電気がないので何も見えません。

この時点で絶望的。

ただ、たまたま同じバスの中に、同じ方向に行く人がいることで

便乗してついて行ってみることに。

この人がなかなかのおっちゃんで歩くのがなかなか遅い。

少しでも急ぎたいとこやけども、おっちゃんのマイペースに

合わせるしかない状況。

登り始めて1時間しても一向に村が見えてこず、

お互いが焦り出し、とりあえず村の知り合いに電話して

ネパール人同士で話をしてもらうことに。

その結果その日中に目的地まで着くのは厳しいってことで

今日はおっちゃんの家に泊まれば良いよって。

情けない想いと、ありがたい想いが交錯してましねこの時は。

こうもネパールで毎回毎回人にお世話になるのもあれなので

少し考えましたが、他に選択肢もないので

お言葉に甘えさせて貰いました。

そしたらびっくり、この泊まることになった

おっちゃんの息子の家が豪華なこと豪華なこと。

豪華といってもセレブみたいな豪華さではなく、

ネパールの他の山間部の村の家と比べての話ですが。

周りの家はほぼ全壊なのに対して、この家はほぼ無傷。

さすがコンクリート建築。

他の家もこれくらい安全な家に住めれば良いのですが。

夜飯は山飯を持参してきてたので、

お湯だけ貰おうとしたのですが

そこで見たのがまさかのケトル。

日本やったら当たり前なので驚きませんが、まさかネパールの

山間部でこれを見ることになろうとは。

決してネパールの田舎を馬鹿にしてるわけではありません。

今までいろんな村を見てきましたが、

どこも薪で火を起こして、そこからお湯を沸かすのが

常やったので今回も当然それやと思ってたので、

ケトル出てきたときにはめちゃ戸惑いました。

ケトルあるんやと。

寝るのはゲストルームなる部屋で。

最初、おっちゃんと2人で1つのベッドに

寝て良いよと言われましたが、

丁重にお断りし、床にマットをひいて寝ましたよ。

間違いなくおっちゃんよりこっちの方が快適でしょう。


次の日6時前に起きて村へ向けて出発し、

無事1時間程で村に着けました。

いや〜これもおっちゃんのお陰です。

いままでネパールにきたことがなかったので知らなかったけど、

ネパール人ってこんなに優しいんですね。

特に山間部に行けば行くほど。

普通見ず知らずの外国人を夜家に招こうなんて

思わないでしょう。

優しくて温かいネパール人。

またいつかこの恩返しはしっかりしようと思います。

では! Stay Curious!

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