カバの鳴き声で目覚め、朝日と共にゾウを眺める。
2015年3月11日から約1年の世界一周の旅へ。
日本→中国→ベトナム→タイ→ラオス→インド→ネパール→インド→UAE→イラン→UAE→タンザニア→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ
そんな生活を送っております、ひでです。
この記事はザンビアとジンバブエの国境付近のある
ムグラメノ村という奥地にて書いてます。
ここではWorkawayを利用して、
学校運営や農園の作業の手伝いなどしながら
10日間ほど滞在しています。
ムグラメノ村でのホームステイも1週間がすぎ、
終わりが近づいてきてます。
平日は午前中は学校での手伝いがあるからいいのですが、
休日は全くのフリーで、
アーネストさんから村歩きは極力しないでねと
言われてるので家で過ごすことが多く退屈です。
もちろんムグラメノ村にはインターネットなどありません。
ここ1週間ちょっとはネットのない生活を送ってますが、
まあ無いなら無いで案外いけるもんです。
そろそろ禁断症状が出てきそうですが。
ムグラメノ村ではお昼は村のアーネストさんの家で過ごして、
夜はザンベジ川のほとりでテント泊をしています。
というのも、川のほとりにはアーネストさんの農園があるのですが
夜中になるとゾウが荒らしにくるので、いつでも追い払えるようにと
農園のある川のほとりで寝泊まりしてるわけです。
自分はテントで寝てます。
こんな感じで。
ザンベジ川のほとりにはゾウやカバ、クロコダイルが
そこらじゅうにいます。
幸いこちらから何もしなければ、
人間に危害を与えてくることはないので安心ではありますが、
普段味わえないようなスリルを味わってます。
寝泊まりして気づいたんですが、
カバは鳴き声がかなりうるさいんです。
昼夜問わず四六時中鳴いてます。
そのせいで寝てる時よく目を覚まします。
完全なる騒音おばさんです。
たまにカバ同士で喧嘩してるのを見ましたが、
カバってかなりのスピードで泳ぐんですね。
知りませんでした。
競泳選手並みのスピードでした。
ある朝カバの鳴き声で目覚め、テントを出てみると目の前には
ゾウの一家が。
わずか数十メートルの距離に5匹ものゾウがいてかなり興奮しました。
タンザニアのサファリでは車に乗ってそれくらいの
距離まで近づいたけれども、その時とは全然迫力が違います。
しばらく眺めてるとゾウがザンベジ川を渡っていきます。
川を渡るゾウと朝陽の組み合わせがもうね最高でした。
ただでさえこの川のほとりで見るサンセットとサンライズは
めちゃ綺麗なのに、それに加えてゾウときたら
もう言うことありません。
日本だとせいぜいたぬきとかきつねくらいでしょうかね。
もう規模と迫力が全然違います。
まさかこんな生活を世界一周中に送ることができるとは
思ってもいませんでした。
残り僅かなムグラメノ村での生活、存分に楽しもうと思います。
では!