チベット僧とB系と高山病
どうも、ひでです。
やっと中国政府の東チベットでのネット遮断が終わり
インターネットが使えるようになりホッとしてます。
現在は東チベットの理塘という街に滞在してます。
東チベット自体基本的に標高が高いのですが、
理塘はその中でも高く4014メートルもあるんです。
そのせいか理塘初日の夜に高山病っぽい症状というか
完全に高山病にかかってた気がします。
頭がズキンズキンするわ、途中から吐き気も少し出てくるわで
その日の夜はなかなか寝付けず大変でした。
次の朝は一晩寝たおかげなのか、高地に体が慣れたからなのか
幾分かは楽になりましたが。
あまり高い山の登山経験はないけれど、
だいぶ前に石川県の白山という3000メートルないぐらいの
山を登った時にも今回と似たような
症状が出たので、自分は高山病になりやすい
体質なのかなと思ったりもします。
まあこれでひとまず高山病で理塘の一つ前の
康定まで戻らないといけない心配はなくなったから
良しとします。
理塘には合計で3日間滞在してるわけですが、
まず驚いたのは空の青さ。
ついこの前まで、重慶や成都のくっそ汚い空を見てたので
あまりのキレイさにただただ驚きました。
東チベットに入って、ほとんどの人が
チベタン(チベット人のこと)なのは理塘が初めてで、
なんだか会う人会う人が新鮮でなかなか歩きごたえがあります。
前いた康定はまだチベタンが多数派というわけではなく
漢民族とチベット人が融合している感じでした。
チベット人というと、みんながみんなあの赤とかオレンジの
装束を着てるのかと思いきや、全然そんなことはなく
普段着を着ている人や、赤系以外の黒やいろいろな色の
装束を着てる人が多く、それぞれのファッションを
見て歩くのも良いななんて思います。
ここ理塘では、年代、性別によって着てる服も違います。
若い女の子で装束を着てる子は全くといっていいほどおらず
若い男の子でも、チベット僧の人もいれば
普通に日本の渋谷にいそうな服を着てる人もいます。
というより東チベットの若い男は
すんごいオシャレな気がします。
髪の毛にこだわってる人もいれば、
キャップを後ろにかぶって若干B系というかヒップホップを
意識してる人もいるし。
かと思えばカウボーイみたいなファッションの人も
いっぱいいる。
チベット人はかなりガタイが良いからそういった
格好もいちいちさまになる。
チベットといえば装束と思ってた自分には、
おもしろい発見やった。
この上の若者3人組は自分より年下やけど、
かなり親切にしてくれた。
お寺に行く途中に出会って、休みながらなぜか煙草をもらって
普段吸わない+標高4000メートルということで
頭クラクラになりながらも、お寺までバイクに
乗せて連れてってくれて、
それだけじゃなくて、お寺の周り方とか
チベット式のお参りの仕方とかも教えてくれるし。
インドとかで知らない人についてくとお金取られたり、
なんかされたりとかよくある話だけど、
さすが東チベット、そんなことは全くなく
すごいいい出会いやった。
この子らに限らず、東チベットの人たちは
笑顔で挨拶してくれるし、
どこから来たのとか気さくに話しかけてくれるから
おもしろい。
良いね、東チベット。
康定、理塘ときて、次はガンゼ。
若干標高も下がって3400メートル。
それでも全然高いけど、ガンゼはラルンガルゴンバや
ヤチェンガルゴンパに行く為の要の場所なので
高山病にならない事、無事つけることを
祈りたいと思います。
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