人を鳥で葬るということ

どうも、ひでです。

東チベットの理塘で鳥葬を見てきました。

みなさんは鳥葬がどのようなものか知ってますか?


鳥葬とはチベット地域に古くから残る葬式の一種で

死後何日か経った後、土葬や火葬とはまた違い

鳥に死体を食べさせて供養するというものです。

鳥葬は東チベットでは理塘やガンゼでのみ見れるみたい。

ただ、ガンゼではシート等で覆い隠されて行われることも

多いみたいで、ありのままの鳥葬をみたいという方は

理塘で見たほうがいいです。

今回鳥葬を目の前で見てきたわけですが、

チベットの文化、人の理想的な埋葬方法について

少し考えさせられました。

ただ、自分は理塘で鳥葬を見ることができて

本当に良かったと思ってます。


まだ真っ暗な朝の7時前に理塘の街から少し離れた山あいに

タクシーで行き、10分もしないうちに着いたはいいものの

まわりには誰もいない状況。

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若干途方にくれてると、見る見るうちに一つの場所に

車やバイクが集まりだし、そこが鳥葬場所だと確信し、

急いで向かいます。

人がほぼ完全に集まったのが7時30分くらいでしょうか。

死体の入ったシート(この段階では中は見えない)を目の前に

20〜30人ものチベット僧が念仏を唱え始めます。

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時間にして20分ぐらいかな。

それが終わるとチベット僧たちはさっさと引き上げて

帰っていきます。ここまでが僧の役割なのでしょう。

そこからは実際に死体を囲むように大勢のチベット人が

集まり、そこでやっと死体がシートから出されます。

リアルな描写が嫌いな人は、注意してください。

次は死体を鳥の食べやすい様に、体をカットしていく作業。

ここが鳥葬の中で自分が1番見るのに堪えた場面でした。

その場から20メートルほど離れてたわけですが、

それでもナイフで肉体を刻む音が聞こえてくるぐらい。

最終的にどこまで細かく切られたかは見えなかったし、

見たくなかったので分かりません。

カットを始めた時点で、

どこからともなく猛禽類のバカでかいワシが

獲物を捕らえるような感じで近づき待ってます。

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てっきりカラスとかが食べるのかと思ってたから

普通に驚いきました。

カットが終わると、死体のまわりの人たちは退き、

そうなると、もう鳥たちの戦場です。

どんだけ群がるんかってくらい、何十匹のワシが

一つの人の体に群がります。

もうここは唖然でした。

鳥たちが食べては、少ししてまたカットする人が

食べかけの体をさらに刻んでいく、

そんな場面が何回か繰り返されます。

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徐々にワシたちも満足したのか、離れていきます。

そうすると、ここからは集まった人たちで

飲み食いが始まるわけです。

鳥葬を通して、そこまで暗いムードではなく、

それが終わってしまえば、ただ楽しんでる感じでした。

ミルクティーの薄いんのと

ヤク(チベットの牛)の燻製や軽いスナックをおつまみに

それぞれが談笑してます。

自分たちにもいろいろなものをくれます。

さすがにヤクの生々しい肉を出された時は、鳥葬直後の

こともあり若干躊躇しましたが、食べてみると

美味いとまでは言えませんが、肉々しい感じでした。

そんな感じで10時過ぎくらいまで続き、

ガンゼ行きのバスの時間が迫ってたので、

自分たちは先に帰ります。

これにて鳥葬終了。

帰りはヒッチハイク成功したチベタンに街まで

乗せてってもらいました。

余談ですが、理塘ではヒッチハイクはびっくりするほど

成功します。ほぼ100%。

こんな場所、他にあるんだろうかね。


鳥葬という文化を目の当たりにし、

自分が実際死んだ後に、どう埋葬してもらうのが

良いのかなと考えさせられます。

日本みたいに火葬して、骨はお墓に入れるというのもあれば

欧米みたいに土葬するパターンもある。

結局のところ、そこの文化・宗教に従うのが

無難なのかなって思ったりもしました。

今回自分は鳥葬を少し写真に残しました。

もちろんリアルな場面は撮ってませんし、

撮ろうとも思いませんでいたが。

いわば人様の葬式に完全なる部外者しかも外国人が

参加するのもどうかと思わなくもないですが、

今回行った理塘のチベタンはすごいウェルカムで

写真もどんどん取れよって感じでしたね。

東チベットで有名なのは、お寺(ゴンパ)とこの鳥葬

かなと思いますが、

東チベットに行く際は、ぜひ鳥葬を見てもらいたいものです。

まあ今の世の中、YouTubeで鳥葬と調べれば

よりリアルな動画も観れるとは思いますがね。

生の方がより感じるものあると思いますが。

では! Stay Curious!

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