いくつもの宗教が混在する聖地バラナシ。そしてサドゥー
2015年3月11日から約1年の世界一周の旅へ。
日本→中国→ベトナム→タイ→ラオス→インド→ネパール→インド
どうも、ひでです。
現在地はバラナシ。
初めてのバラナシだけども意外に楽しめてます。
バラナシという場所自体はヒンドゥー教徒にとっての聖地だと
いうことぐらいはもちろん知っていたけど、
ガンジス川沿いのガートをブラブラ歩いてると、
思いの外、ヒンドゥー教徒以外の姿も多く見られて
軽い驚きでした。
よく見るのがイスラム教徒の人。
イスラム人グループがガンジス川のボートに乗ってる姿は
なんだか不思議な感じがした。
ガンガー沿いにもちらほらいるけど、
バラナシの市街に行くと、全身を黒い服で覆って
目だけ出してるムスリムの女性が案外多い。
ガンガー沿いにでかいモスクとかもあるからバラナシでは
イスラム教徒もそれなりの割合でいるんだと感じた。
それもそのはず調べてみると、
12世紀末頃にバラナシはゴール朝という
アフガニスタンのイスラム王朝に侵略されて以来、
しばらくイスラム教の支配を受けてたみたい。
懐かしいな、ゴール朝とか。
世界史で必死に覚えてた気がする。
イスラム教だけでなく、キリスト教系の施設も
ちらほら見られたり、
また仏教徒にとってもバラナシは重要なスポットみたい。
バラナシの中心地から少し離れた場所に
サールナートという場所があって
そこはWikipedia先生によると、
サールナートは、ワーラーナシーの北方約6kmに位置する。釈迦が悟りを開いた後、初めて説法を説いた地とされる初転法輪の地。仏教の四大聖地のひとつ。
仏教の4代聖地のひとつとのこと。
すごいなバラナシ。
インドでここまで宗教が混在してる都市って
そうそうないんじゃないかな。
他の国とかやったらユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地
であるエルサレムとかもあるけれど、
まさかインドでそういった類の場所があるとは知らなかった。
しかもバラナシがそんなんだったなんて。
知らないもんだなと改めて感じた。
自分的に一つの文化・宗教だけの街よりも
色んな文化・宗教が混ざった都市の方が好きやから
バラナシはそういった意味でいい発見やったなと。
完全に余談になるけど、ガンジス川といえば
サドゥーに会えることで有名。
インドを旅行したことがある人にとっては、
サドゥーは知られてることと思いますが、
念のためWikipedia教授のご登場。
サドゥーはあらゆる物質的・世俗的所有を放棄し、肉体に様々な苦行を課すことや、瞑想によりヒンズー教における第四かつ最終的な解脱を得ることを人生の目標としている。服を着る場合は、俗世を放棄したことを示す枯葉色の衣服を身につけて数珠を首に巻く。「ナーガ」と呼ばれるサドゥーは衣服さえ放棄し、ふんどし一枚きりか、あるいは全裸で生活し、髪を剪らず髭も剃らず、灰を体に塗っている。
実際に自分も会って写真お願いしてきました。
自由に撮らせてくれるサドゥーもいれば、
お金を要求してくるサドゥー、
しまいにはお金あげたのにキレ出すサドゥーとかもいて
サドゥー巡りするのもなかなか面白い。
もちろん注意は必要だけども。
ちらっとサドゥーさんたちの写真を載せときます。
この2人組も写真ではすごい笑顔やけど、
お金のせがみようがなかなかでした。
では!