空手は国境を越えてinブルンジ
2015年3月11日から約1年の世界一周の旅へ。
日本→中国→ベトナム→タイ→ラオス→インド→ネパール→インド→UAE→イラン→UAE→タンザニア→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア
どうも、ひでです。
この記事はブルンジの首都ブジュンブラにて書いています。
ブジュンブラに着くまでは、
治安の悪さに結構びびっていたけれども、
着いてみると思っていたほどでした。
それでもルワンダとかと比べると、至るところに警官がいて、
立っている警官の警備の本気度が違うように感じます。
ブジュンブラに着いた翌日がなんだか街の様子がおかしくて、
どうやら宿の近くで大統領がスピーチか何かしてるみたいで、
そのせいで道路は進入禁止のとこがあったり、
警官も増員されていました。
ブルンジの現職の大統領は、
ブルンジの憲法で3選は禁止されているにも関わらず
3選を果たしたことから、野党や民衆から反対の声が上がっています。
実際はそんな穏やかなものではなく、クーデター未遂があったり、
政府反対派の暗殺も頻繁に起こっているそうです。
もはや独裁政治ですね。
泊まっている宿のスタッフもその日はデモなどが発生して
被害を受けるのを恐れて仕事を放棄して帰宅したそうです。
このような状況を聞いてみるとやはりブルンジの治安は良いとは
言えないです。
とはいえ宿に籠っていてもせっかくブルンジに来た意味がないので
街を適当に散策してみます。
宿から2kmほど離れたところが小さな繁華街みたいなところで、
そこへ行ってみましたが、カフェやレストランとかが揃っていて
なかなかおしゃれなストリートでしたね。
ベルギーによる植民地時代の名残が残っているみたいです。
人通りはかなり少なかったですけども。
高い壁に有刺鉄線とかまあ治安良くないんでしょうね。
カフェでコーヒーを飲んでみましたが、
味はまあまあ美味しかったかな。
ブルンジ産のコーヒーだとか。
カフェラテ頼んだのに、ミルクスキームがほとんどなかったのは
気のせいでしょうか。
まあアフリカクオリティということにしときます。
カフェラテ1杯160円ほどで、安定したWi-Fiがあるので
コストパフォーマンスは結構高いかなと。
その後はバイクタクシーに乗ってボラボラビーチという
タンガニカ湖にあるビーチへ。
湖やからそこまで期待してなかったけれども、
何気にいい感じのビーチでした。
湖だけどもまあまあ水は綺麗で、波は結構強めでした。
この時は観光客もほとんどいなかったので
リラックスするにはもってこいのビーチ。
バイクタクシーで宿から2000フランほどでいけます。
ただバイクタクシーは事故率が高いので注意が必要です。
タンガニア湖で取れたであろう魚を夜食べましたが
なかなかの美味でした。
ブルンジの街を歩いてて面白い発見やったのが、
学校みたいなところで空手を教えていたということ。
タイトルの通り、空手は国境を越えてブルンジまで渡っていました。
素晴らしいですね。
少し日本の文化を誇らしく思いました。
ブルンジの公用語はフランス語なのですが、
空手の基本用語は日本語なので、ブルンジ人の師範が
日本語とフランス語混じえながら指導していたのは
なかなか新鮮で面白かったですね。
マワシゲリ、〓☆ヾ⁂〜、セイケンヅキ。
みたいな感じで。
空手自体珍しいのか、野次馬も結構いたり。
ただブルンジの空手教室かなりの迫力でした。
日本のものを見たことがないのでなんとも言えないけれども、
迫力だけならブルンジの方があるんじゃないかなっていうくらい。
しかもアフリカ人は身体能力高いので、
蹴りの高さもかなりのものでした。
覚えの悪い生徒はしっかり師範から蹴りの指導が入ってました。
日本やったら体罰になるんでしょうね。
まさかブルンジで空手があるとは思ってもみませんでした。
良い発見でしたね。
もう少しブルンジにいたいと思ったけれども、
ビザが3日しかないので、タンザニアに戻ります。
とりあえずブルンジ来れて良かったです。
では!