衝撃的なグアテマラの教育事情

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2015年3月11日から約1年の世界一周の旅へ。
日本→中国→香港→ベトナム→タイ→ラオス→インド→ネパール→インド→UAE→イラン→UAE→タンザニア→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ→レソト→トルコ→ブルガリア→マケドニア→セルビア→コソボ→セルビア→ハンガリー→スロバキア→ポーランド→チェコ→ドイツ→スペイン→イギリス→デンマーク→ドイツ→オランダ→ベルギー→ルクセンブルク→ドイツ→キューバ→メキシコ→ベリーズ→グアテマラ→エルサルバドル→ホンジュラス→ニカラグア→コスタリカ→パナマ

どうも、ひでです。

この記事はグアテマラのシェラにて書いています。


グアテマラのシェラへ来たのは小中高時代の1つ上の先輩に会うため。

その先輩はシェラで協力隊として小学校の先生として働いていて、

高校時代はほぼ関わりがなかったから実質ちゃんと話すのは

ほぼ10年ぶりくらいになるのかな。

最初はそんな昔の事やとは思っていなかったから、

先輩からそう言われた時は普通に驚いた。

時の流れのはやさと自分がそんな年取ってたんだって事に。

それでもこのタイミングでお互いが会うことが出来たのって

実はなかなか凄い事やと思っていて。

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先輩とは一緒に夕飯を食べながら、

久しぶりとは思えないほど色んなことを話してなかなか盛り上がったな〜

昔の野球部の人らの近況だったり、

自分の旅のこと、協力隊の話など。

普段は絶対行かないようなきちんとしたレストランでおごって

もらっちゃいました。


どの話も面白かったけども、

その中でも衝撃的だったのが先輩が働いている小学校での話。

先輩が赴任した当初に生徒の学力を調べるために

テストを行ったのだけども、

そのテストの結果が低学年は平均10%、

中学年となるとそれが5〜7%となり、

高学年までなると2〜3%まで下がるとのこと。

日本とかだと小学校であればそこまで学力に差はつかないし、

平均でも60%以上の点数は取るような気がするので、

グアテマラの小学校のレベルの低さにはかなり衝撃を受けた。

ただこの生徒のレベルの低さには色々な事情があって、

児童労働の問題だったり、小学校に留年制度が存在していたり

することが関係していたり。

その中でまた驚いたのが先生のレベルについて。

先輩が先生を集めて算数の研修を行った時、

分数の足し算がテーマで先生に3/5+1/5は?と聞いたら

みんながみんな4/10と答えたそう。

分子だけでなく分母も足す必要があると思っていたとか。

そりゃあ先生が分数の足し算すら理解してなければ、

生徒もそれ相応の成績しか取れないなと思った。

最初はあまりの衝撃に笑ってしまったけども、

これはまさしくグアテマラの教育レベルを表していて、

なかなか問題は深いなと。

協力隊の人は基本的に一つの村や学校といった

ミクロ単位での活動をしているけれども、

教育などの問題は自治体や政府を巻き込んで

マクロに活動していかないと

どうにもならないのではないかと感じた。

まあ言うは易し行うは難しなんだけども。

一時期自分も協力隊に興味があって

協力隊に関して少し知識はあるのだけど、

グアテマラでの活躍が予想以上にハードなもので驚いたし、

そこで活躍する先輩に対して尊敬の念を抱いた。

批判されがちな協力隊だけども

先輩はストイックに活動に向き合っていたしね。

上に書いたことはあくまで自分が先輩から聞いた話で、

グアテマラ全体の話ではないですし、

グアテマラの教育システムを批判しようとしたものでは

ありませんのであしからず。

では!

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