異常物価と品薄状態の続くベネズエラでの驚きの数々
2015年3月11日から約1年の世界一周の旅へ。
日本→中国→香港→ベトナム→タイ→ラオス→インド→ネパール→インド→UAE→イラン→UAE→タンザニア→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ→レソト→トルコ→ブルガリア→マケドニア→セルビア→コソボ→セルビア→ハンガリー→スロバキア→ポーランド→チェコ→ドイツ→スペイン→イギリス→デンマーク→ドイツ→オランダ→ベルギー→ルクセンブルク→ドイツ→キューバ→メキシコ→ベリーズ→グアテマラ→エルサルバドル→ホンジュラス→ニカラグア→コスタリカ→パナマ→コロンビア→ベネズエラ
どうも、ひでです。
この記事はベネズエラのプエルトオルダスにて書いています。
長らく続く原油安と機能麻痺に陥っている政府が原因で
インフレに闇レートとベネズエラ経済は崩壊状態。
外貨を持っている外国人観光客にとっては
この状況はウハウハなわけですが
ベネズエラ人にとってはたまったもんではありません。
銀行に預金しているお金の価値が日に日に下がり続けているため
なんとかしようと銀行・ATMの前には
いつもベネズエラ人行列が出来ている。
日本円も円安で価値が下がっているけども、
日本とベネズエラでは桁が違いすぎる。
自分が仮にそんなベネズエラにいたら
間違いなく他の国に移住してるだろうな。
まあそれが出来ないからほとんどのベネズエラ国民は
苦しんでいるわけだけども。
そんなベネズエラでは慢性的な日用品不足と異常物価で
普通の国では見られないような状態、値段などが目にしたりします。
ということで今回はベネズエラで衝撃をうけた
お店や値段について書いていきます。
展示商品のないアップルショップ
これはプエルトオルダスの大型ショッピングモールで
目にしたのだけども
これを見たときはさすがに驚いたというか笑ってしまった。
そのモールにはアップルストアの名前ではないけども
アップル製品を扱うお店があって、
純粋にアップルの製品を見たいなと思って入ってみると
そこにあるのはiPodとアクセサリー類のみ。
ベネズエラではiPhoneとか超高級品にあたるから
しょうがないけども、まさか展示すらされていないとは。
製品は無いのにアクセサリー類だけ
かなり充実していてもう訳が分からない。
まあベネズエラで最新のiPhoneを持っている人とか全く見ないし
この店自体必要無いのかなと思ったり。
adidasではなくてabdidas
日用品とかは不足しているのに、
どの街にも服屋さんや靴屋さんは過剰なくらい存在している。
メリダの街をぶらぶらしていた時に何件か靴屋さんに入ってみると
そこにあるのは見るからに偽物のブランドシューズ。
adidasとかデザインは同じような感じなんだけども
ロゴが残念ながらabdidasになっていたり。
まあ見るからにつくりがしょぼくて
偽物だというのは一目瞭然なんだけども
ロゴをabdidasにしてるあたり正直でなんか面白かった。
偽物の多いベネズエラだけども本物のブランドの靴でも
かなり安く買うことが出来る。
特にKEENやMarrellなどのアウトドアブランドは
日本の半額から1/3ほどの値段で買うことが出来る。
プエルトオルダスのモールでは本物で良い感じのKEENが
5000円ちょっとで売っていたりして、
世界一周中でなければ間違いなく買っていたと思う。
破格のMOMSTERヘッドホン
最近ヘッドホン界に旋風を巻き起こしているMONSTER。
それがなんとベネズエラでも手に入れることが出来て、
たまたまメリダのショッピングモールで発見したのだけども
パッと見本物だと思われる商品が13000ボリバルとか。
闇レートで2000円しないくらい。
箱とかもしっかりしていたのでおそらく偽物ではないと思う。
まあ音質を聞けば一発で分かるだろうけどね。
携帯やパソコンなどの電化製品は他の国と変わらないか
若干安いくらいの値段設定なだけに、
このヘッドホンだけは驚きの値段だった。
ベネズエラでは普通の国では見ないような商品だったり、
よく見る商品でも値段がめちゃくちゃ安かったりと
ウィンドウショッピングするだけでもかなり面白い。
色々歩き回っていると思わぬ掘り出し物とか
見つかるんじゃないかなと思ったり、転売とかでちょいと
お金儲けも出来たりするんじゃないかなと思ったり。
まあいつまでこの状況が続くかは分からないけども
これはこれで面白かった。
では!