意外に良かった上海旅行とプチ美食巡り
どうも、ヒデです。
広州の5月は雨が多く、気温も暑いときは30度越えたり、かと思えば気温が下がるときもあっていつも通り不安定な広州の天気。
5月なのにもうオフィス内では空調を使用するようになって屋内と屋外の温度差で体調管理が少し大変。
そんな感じで過ごしております中国ですが、少し前に上海へF1を見に行ったというのはすでにブログにて書いたかと思います。
初めての上海をF1だけ見て帰るのもなんだかもったいないので、F1の空き時間を利用して上海のメイン観光スポットをいくつかまわることに。
ガイドブックなんか買わなくてもネットで『上海 観光』と調べてみると、ずばり自分の欲していた情報が得られるものです。ほんと便利な世の中です。
まあ便利な反面、旅行先も均一化してしまっているのも事実ですが。参考にしたサイトを一応記しておきます。
歴史ある素敵な街を満喫!上海でおすすめ観光スポット15選 この記事
正直な話、このブログを観なくても上のリンクを観れば上海の観光スポットは網羅できてしまうんですが、せっかくなので自分の上海旅行記でも書いておきます。
あと少しだけしか食べてないけど、上海のおいしい食べ物も少し紹介しようかなと。
2日間の弾丸上海観光
上海の滞在日数は2日で、かつ2日とも日中は上海郊外でのF1を観に行っていたので観光する時間は朝と夕方以降の少しだけ。
ネットで適当にピックアップした場所を時間内になんとか効率よくまわるために地下鉄とレンタルバイクを組み合わせてまわることに。
レンタルバイクは去年から中国の大都市で大流行していて、3-4社ほどの会社が運営する自転車はどれも30分/0.5元もしくは1時間/1元の料金設定となっていて、1時間使っても16円ほどなので格安。
上海の地下鉄とかでも一乗り2元からとかなので、地下鉄と自転車を組み合わせていけば安く効率的に観光地巡りをすることができます。
日本在住の短期旅行者にとっては、アリペイやwechatペイの登録をしたうえで(中国国内の銀行カードが必要)、レンタルバイクアプリであるMobikeやofo、Blue gogoなどに登録する必要があるのでかなりハードルは高いけれども、中国国内に住んでいる人は登録することを激しくお勧めします。行動範囲がかなり広がりますので。
レンタルバイクの話はこのくらいにしておいて、上海の観光地巡りの話でも。
まず上海といえば一番有名なバンド(外灘)と一大繁華街である南京東路へ。
土曜日の夜に行ったからなのか、普段からこんな感じなのかは分かんないけどもバンド付近はめちゃくちゃ混んでいてもう出来るだけ長居したくないほど。しかも期待していた景色は雨模様の天気のせいで全く拝むことができず。
自分の頭の中で期待していたイメージはこれだったんですがね。それにしても曇りすぎでしょ。全くもってついていない。
上海タワー付近の景色は全然良くなかったけども、バンドの手前には旧植民地時代の建物が残っていてその辺りは中国というよりどっかのヨーロッパの都市といった感じの景色。自分が住んでる広州にはこんな雰囲気の場所はほぼないので、勝手に今まで少し舐めてた上海を少し見直しました。
天気の悪いバンドは早々に退散して向かった南京東路は上海一のショッピングストリートだけあってかなりの規模で、広州の北京路や上下九歩行街とかよりも南京東路の方が全然すごい。
ただなんとなく感じたのが南京東路は色んな人が多すぎてスリとかいそうな雰囲気だなと。
夜だからそう感じたのかもしれないし、初めて行った時で警戒していたからそう感じたのかもしれないけども、無防備な観光客とかやられそうだなと若干感じた。
ただ南京東路のきらびやかな感じは観光としてはまあまあおもしろかった。通りにあるテナントに関しては広州にあるのとほぼ変わらなかったので特に惹かれはしなかったけども。
そのあとは自転車に乗って少し離れたある場所へ。そこは4月初旬という季節柄、中国で珍しく桜が見られる場所とのこと。
日本では毎年当たり前のようにみられる桜だけども、ここ数年は中国へ行っていたり、オーストラリアへ行ってたり、はたまた世界一周していたりとまともにゆっくりと桜を見る機会もなかったけども、まさか中国で桜を見られるなんてと興奮しながら目的地である南浦大橋バス停付近へ。
そこは上海の中でも一番とも二番とも言われてるらしい桜のプチ名所らしく、夜の9時過ぎにその場所へ行ったけども、有名な場所だからか桜を見に来てる人もちらほら。
肝心の桜は少し散ってしまっていたけども、バス停と夜桜という組み合わせが地味にいい感じ。日本の桜の名所ほどの圧倒的な感じでは全くもってないけども、この普通な感じがまたいいなと。上海での夜桜大満足です。
1日目はこんな感じで、2日目はは軽めの観光で済ませる事に。
まずは旧フランス租界である武康庭というところへ。確かにところどころフランスっぽさは垣間見られたのだけども、なんかちょっと高級な住宅地といった感じでそこまで自分は好きじゃないかな。まあ自転車で軽く見たくらいなので、全てまわったわけではないのでなんとも言えないけども。
その後はM50創意園という現代アートスペースへ。ここは上海に限らず中国の都市に必ず1つはあるような場所なのでそこまで目新しくはないんだけど、なんとなく行ってみる事に。
場所が場所だけに若者がダントツで多く、いろんな場所で自撮りしている女子ばっかり。ほんとに中国人女性は自撮りが好きです。引くくらいに全くもって観光地でもないような場所でも自撮りしてる人よく見ますし。電車の中とかレストランとかでね。
自撮りの話は置いといてここは30分くらいちょちょっと歩いて終わり。変わった人形がこの場所のハイライトかな。まあ今回の上海観光はこれくらいで。
上海プチ美食めぐり
上海でお手ごろな食事エリアとして有名なのは黄河路美食街という場所。ということで1日目の夜と2日目の朝と2日連続で黄河路へ行ってきました。
上海といえば小龍包が有名なので、黄河路にも美味しい小龍包屋さんがあるとのことで適当に入ってみる事に。レストランの名前は佳家湯包。
夜7時頃に行ったときは数組並んでいて、人気店なのが伺える。ただ残念だったのが小龍包はほぼ売り切れていて、蟹の小龍包しかなかったのでそれと卵&海苔スープを頼むことに。
最初に来たスープがシンプルながら激ウマ。海苔の味がしっかりと出ていてすぐ飲み干してしまった。20分以上待って出てきた小龍包は予想通りの美味しさ。蟹汁が適度に溢れてきて、味も濃厚で最高でした。
10数個あったんだけども、これまたぺろりと平らげてしまった。蟹の小龍包で30元くらいなのでそこまで高くはない。日本人を含めた外国人も結構来ていたのでここは結構有名な場所みたい。ただ店内は狭いし、回転率もはやいとは言えないので出来るだけ早い時間帯に行った方が良いかなと。
翌朝はその小龍包屋さんの目の前にある揚げ餃子屋さんへ。この揚げ餃子は同じ店ではないけども広州でも流行っていて存在は知っていたので試しに上海の揚げ餃子も食べてみる事に。
店の名前は小楊生煎。シンプルな揚げ餃子とあんま美味しくない麺を注文。揚げ餃子の味は知っていたので、そこまでの驚きはないけども普通に美味しいレベル。餃子の中の肉汁がかぶりついた瞬間に飛び出てくるのでやけどに注意が必要。
揚げ餃子はこれで200円ちょっとだからかなり安い。
食べ物の後は今中国全土で大人気と言っても過言ではない飲み物の紹介でも。その名は一点点。中国語ではイーディエンディエンと読みます。
この店は台湾発祥で、広州や他の都市でもチェーン展開しているミルクティー屋さん。中国ではタピオカミルクティーは老若男女問わず人気で、至る所にミルクティー屋さんがあります。
一点点は広州にもあるので別に上海だけではないけども、ついでなので紹介します。
いつも自分が飲むのは緑茶ミルクティーのビックタピオカ入りの砂糖30%オフ。砂糖100%やと甘すぎて飲めないので要注意。
普通のタピオカよりもビックタピオカの方がおすすめ。ちなみに中国名でビックタピオカは波霸(ボーバオ)になるんだけども、そもそも波霸は巨乳という意味でそこから派生してビックタピオカになったとか。今度女性にボーバオと言ってみてあげてください。たぶん喜びます。
ここのミルクティーは1杯200円以下で飲めるも自分が頻繁に飲んじゃう一因。上海に限らず中国へ来たら是非一点点へ。競合他社の貢茶(ゴンチャ)よりは美味しいかと。
とまあ上海旅行とプチ美食紹介はこんな感じで。
正直上海に来る前は上海とか都会でどうせ面白くないでしょと思っていたけども、都会でありながら色んな側面を持っていて2日では全然足りないなと思うくらいだった。
またすぐに上海に来ることは無いだろうけども、もう1回くらい行ってみたいかなと。ご飯も広州に負けず劣らず美味しい気はするし。まあ比較できるほど食べてはいないけども。
では!