出張ついでに武漢を半日で観光してみた
どうも、ひでです。
2017年ももうあと数日で終わってしまいますね。
なんか特に大したことをやり遂げた一年でもなく、
ただただ過ぎ去って行ってしまった感が強く、もうちょっと
やりようがあったのかなと少しばかり後悔してます。
1年の振り返りって大事だと思いつつ、大した反省もせず来年も同じ過ちを繰り返しそうですが。
だれかこんな僕を叱咤激励してくれませんかね。
しょうもない話は置いておいて、本題へ入りましょう。
先日武漢へ出張で初めて訪れる時があって、日曜日に前のりする事になり、
日曜日の半日は観光に使う時間があったので、ちょっくら武漢観光へ出かけてみました。
中国在住の方ならともかく、日本に住んでいる方であれば
武漢とか聞きなれない地名だと思うので、少しばかり武漢情報でも。
ウィキペディア先生によると
武漢市(ぶかんし、ウーハン、中国語:武汉市、拼音: Wǔhàn Shì)は、中華人民共和国の中部、湖北省の東部に位置する都市である。長江中流地域最大のメガシティで、湖北省の省都および省内唯一の副省級市でもある。また、中国有数の工業都市、文教都市及び交通要衝でもある。市の総面積は8569.15㎞2であり、人口は1076.62万人である。市政府の所在地は江岸区。
武漢でも人口1000万人以上いるのだから中国ってほんと人多いなと。
武漢までは広州から飛行機で2時間ほどの道のり。
高速鉄道でも行けるけども、高鉄よりも飛行機の方がチケットが安かったので、もちろん飛行機で行くことに。
広州も結構肌寒くなってきたけども、武漢は内陸ということもあってかなり寒い。
特に厚手のコートとかを持ってこなかった為、
夜とかかなり寒い思いをすることに。
体感的には日本の冬と同じくらいの寒さかなと。
そういう意味では冬でも日本ほど寒くはない広州の天気は自分に合ってますね。
寒い寒いとは言いつつもせっかくの観光なので、事前に軽く調べた場所をいくつか回ってみたので、それらを簡単に紹介していこうかなと思います。
ちなみに武漢での移動はレンタル自転車と地下鉄、長江のフェリーを主に利用しました。
古徳寺
まず始めに訪れたのが古徳寺。
古徳寺は地下鉄の羅家庄(罗家庄)と頭道街(头道街)の間にある
歴史あるお寺。
入場料という形ではなく、焼香を買うという形で一番安い焼香が
8元でその次が15元、38元といった値段になってます。
自分が行った時は一部工事中ではあったけども、
あまり見ない種類のお寺で個人的には結構好きなお寺。
なんでも1913年に建てられた寺で数回の改修を経て今の形になったとか。
武漢天地
古徳寺の次に訪れたのが武漢天地という今風なショッピングストリート。
古徳寺から徒歩15分くらいで行ける場所にあって、最寄りの駅は黄浦路。
ここの中にはお洒落なレストランやアパレルショップがあったりして、まあデートとかには良いんじゃないですかね。
自分はひとりで行ったので、大して楽しむこともなくここはすぐ見終わりました。
司門口&戸部巷
武漢天地の次は少し離れた場所にある司門口と戸部巷という場所。
ここは長江を渡った向こう岸にあり、地下鉄と自転車を使って向かうことに。
地下鉄だと積玉橋(积玉桥)と復興路(复兴路)のどちらの駅からも少し離れているので、駅からはレンタルバイクやタクシーなどを利用した方が良いかも。
ここは食べ歩きが出来る狭めの通りで、休日ということもあって
かなりの人でごった返してました。
普段は人が多い場所は嫌いな自分ですが、ここは武漢名物の食べ物が食べられるという事でかなり気に入った場所。
ここで売られている食べ物のバリエーション自体はそこまで多くなくて麺類や串系、臭豆腐とかがほとんどかなと。
ここでは武漢干面と三鮮豆皮、串を買ってみることに。
干面は武漢で有名な食べ物で少し調べて有名な麺屋さんへ行ってみることに。
湯がいた太めの麺にゴマだれとか辛めの特製ダレを混ぜたシンプルな料理。
自分は辛いものはあんまり食べられなくて、ここの麺も結構辛かったけども、旨味のある辛さでなかなか美味しゅうございました。
これで10元ちょっととかだからかなり安い。
このエリアを訪れた人はみんな買って食べてたので、やはり人気の品なのかなと。
三鮮豆皮というのは卵みたいな薄い皮でもち米や具を包んだもの。
味も美味しかったけども、この独特の作り方をみてるのが面白かった。
どの店も同じ作り方なのだけども、大きなフライパンに豆乳っぽい皮を出来るだけ広げて、そこに米と具を入れて、包んで一口大にカットする。
広州ではこんな料理見たことなかったので、新鮮で見応えがあった。
戸部巷を訪れる際は是非三鮮豆皮を食べて欲しいと思います。
最後の串は大して美味しくなかったので割愛します。
変な機械で焼かれてましたけど、焼き時間が長いだけでさほど美味しくはなく。
この写真とかある意味芸術ですよね。
黄鶴楼
長江&長江大橋
武漢市内を2つに分けるように流れている長江。
中国国内に数ある川の中でも最長を誇り、その全長は6300kmにも及ぶとか。
世界でも3番目の長さを誇る大河らしいです。
武漢市内に流れる長江にはいくつもの橋が架けられていて、その中で一番歴足があって有名なのが長江大橋(长江大桥)。
ということで長江大橋へ行ってみる事に。
長江付近へ行ってみてまず驚いたのが、その幅の大きさ。
広州にも珠江という川が市内を流れていますが、
長江はその珠江とまったく比べ物にならないほどの規模。
まあその規模は写真で見て貰った方が早いですよね。
橋の上に登ってみたところかなりの高さで、下にいる人たちがもはや蟻みたい。
12月の真冬の時期に寒中水泳してる人もいたりして、そこらへんは日本とやること変わんないんだなとなんか面白かったり。
橋の東側はどちらかと言えば下町っぽいというか住宅街が多く、西側は超高層ビルとかが多く西側の方がお洒落な印象。
長江には庶民の足としてフェリーも使われていて、場所によっては地下鉄に乗って対岸へ行くよりもフェリーに乗った方が早かったりもするので、せっかくなのでフェリーに乗ってみました。
フェリーの運賃自体は数元ほどとかなりお手頃だったのは良かったけども、地下鉄ほど頻繁に行き来しているわけではないので、フェリーに乗るまでに20分ほど待つ羽目に。
対岸へ着くのは10分弱と待ち時間の方が長かったけれども、
フェリーから両岸を眺めることが出来てまあ良かったかなと。
ただ12月なので風が強くてなかなか寒かったです。
長江大橋以外の橋も行ってみましたが、どれも規模がでかい。 中国らしい変なキャラクターさんもいらっしゃいました。
夜にはちょっとした仕事をこなしてから、その帰り際に長江大橋を見てみたけれども、
昼間の時とは違っていい感じにライトアップされていて、これはこれでありかなと。
長江も長江大橋も個人的には結構お気に入りな場所。
実質半日くらいしか武漢観光は出来なかったけども、時間が限られていた割にはいろんな場所に行くことができ、それなりに楽しむことが出来たかなと思います。
三国志の舞台で有名な赤壁も武漢郊外にあるみたいなので、今度武漢にきて時間があれば訪れようと思ってます。
では!