なぜ世界一周で多くの旅行者は中国を避けるのか?
どうも、ひでです。
現在は中国の成都に滞在しており、
今日には東チベットの入り口とも呼ばれる
康定(Kang Ding)というところに向かいます。
成都に滞在しているゲストハウスに東チベットマスターの
日本人が運良くいたので色々と話を聞いているのですが、
どうやら今の時期は2008年に起きたチベット暴動の
時期と若干被っているため、いつも以上に
中国共産党の検閲が厳しくなることから、
東チベットではインターネットが全く使えないみたいです。
なので今のうちにしっかり情報収集しておかないと
後々まずいことになる気がします。
東チベットのことは後々書くといて、
今回はタイトルの通り、多くの世界一周者が中国に
あまり行かない、中国を避けたがる理由について
検証しようと思います。
確かに世界一周者のブログを見ていると、
いくらかの人は中国も旅しているのですが、
世界一周中の定番の国である、インドやタイなどと
比べるとかなり少ないように思います。
そこでなぜなのか考えてみました。
個人的に中国を避ける理由は3つあると思います。
①反日感情
中国と聞くとまずこれを思い出す人が多いのではないでしょうか。
現在は落ち着いたとは言え、
以前のデモがあった頃の印象が完全には
拭いきれていないように思います。
あくまで自分が深圳に住んだり、
色々な都市を旅してみた印象ですが
個人間では反日感情はほとんど感じることはありません。
特に都市部では日本人だからどうだとかというのは
全くないと思います。
歴史的に日本がなんらかの事件を起こした都市の場合は
そういった感情はまだ残っているかもしれませんが、
基本的にみんな優しいです。
下手したら日本人よりも優しいかもしれません。
②ビザ
これが旅をする中で一番厄介かもしれません。
日本人であれば中国には15日以内なら
ノービザで入国・観光することができます。
ただそこは広大な土地を誇る中国。
都市部を周るだけであれば15日でも十分かもしれませんが、
自分のように東チベットだったり、新疆ウイグル自治区、
内陸地へ行く場合などは、
15日では足りず30日ビザを取る必要が出てきます。
自分は日本で代行取得したわけですが、
中国のビザを申請する際には、
往復航空券や宿泊証明書なるものの提出が必要と
書かれています。
自分はワールドツアーズという会社にお願いしたわけですが、
その会社でお願いした場合、そういった書類は特に必要とは
言われなかったので、すんなり取得することができました、
ただ、これはあくまで自分のケースなので、
必要となってくるケースも出てくるかもしれません。
自分が言いたいのは、きちんとした代行会社を選べば
中国の観光ビザの取得は難しくないということです。
自分もまだまだ観光できていないですが、
中国にはかなりの数の観光地があるので、
できれば時間をかけて周りたいものです。
③言葉の壁
これは現在進行形で自分も痛感していることですが、
中国ではびっくりするほど英語が通じません。
これは日本にも言えるかもしれませんが。
ほんの少しの中国語が話せるとはいえ、
まだまともに会話すらできないのでかなりきつい状況です。
ただ、幸いなことに違いはあるものの中国語も日本語も
漢字を使用しているので、日本人であれば
中国語を見てなんとなくイメージできると思います。
これが他の外国人からしたら言葉も通じないし、
文字も全然わからないわでホント悲惨だなと思います。
こればっかりは上に挙げた2つの理由とは違って
どうすることもできません。
スマホの翻訳アプリとかを利用するのも手ですが、
物足りないのが現実です。
さて、ここまで中国に旅人があまり行かない理由を
挙げてきましたが、③を除けばそこまで
中国はハードルが高くないと思います。
ただ、言葉の壁がかなりでかいのも確かですが。
それでも自分は中国をオススメします。
それだけオモシロイと思いますもん。
是非中国も世界一周、旅行の選択肢に
入れてもらえたらなと思います。
では! Stay Curious!