不正利用されて盗まれた中国銀行の50万円が返金されたっていう話

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どうも、ひでです。

2018年も終わり、いつの間にか2019年に入ってしましたね。
今年で平成が終わるということで、平成元年に生まれた自分としてはなんだかすごく寂しい気持ちです。ただ何かにつけて平成最後の○○と謳うのはなんか違和感はありますけれども。

さて2018年は中国での仕事を辞めて、ロシアワールドカップを観戦しての日本就職という
個人的には慌ただしく環境も変わり、それでいて自分の人生のターニングポイントになりそうな
1年だったのではないかと思います。
2019年前半でさすがに仕事にも慣れていることと思うので、仕事以外で何か面白いことを
始めたり、今現在全く充実していない福岡でのプライベートを少しでも充実させられたらいいかなと。

さて以前中国銀行のキャッシュカードが知らぬ間に不正利用されて約70万が引き出されていた というまさかの事件について書きましたが、今回はその続報です。
まあタイトルで丸わかりではありますが。

中国のキャッシュカードが不正利用されて気付いたら80万円盗まれてたっていう話

中国に出向いての手続き

不正利用が発覚したのが9月末頃で、中国の友達の力を借りながら中国銀行に問い合わせたり、
中国の公安に問い合わせたりしてましたが、結局本人が中国の銀行と公安に出向かない限りは
調査・手続きができないとのことで10月頭に中国の深圳に弾丸で行ってきました。
(中国銀行のキャッシュカードを発行した銀行が深圳の支店だったため広州ではなく深圳へ)

会社には1日だけ休みを貰って土日と組み合わせ3連休でいってきましたが、
銀行はもちろん平日しかやっていないので1日で銀行も公安も手続きを終える必要がありました。
自分の中国語は日常会話がなんとかできる程度で、銀行や公安での会話は出来る気が
しなかったので、行く前に通訳を探してみましたが直前ではなかなか見つからず
結局自分1人で挑むことになりました。

まずは銀行に行って、不正利用されたキャッシュカードの切り替えと、
不正利用の調査等をしてもらうことに。
日本にいたときに中国銀行には予め電話しておいたので、中国銀行に着いてから受付で
片言の中国語で事情を説明したところ向こうも把握していたらしく、
VIP室みたいなところに通してくれて優先対応してくれるという予想外の対応。
中国の銀行とかいつも長時間待つイメージしかなかったので、ちょっと意外でした。

銀行側の事前調査で分かったのは自分のキャッシュカードは7月下旬頃にインドのATMで
引き出されていたとのことで、おそらくロシアW杯に行ったときにスキミングされ
その情報をもってインドで引き出されたのかなと思います。
てっきりロシアで引き出されたのかと思ってましたが、まさかのインドで驚きました。
今年はインドには行ってないことをパスポートで確認したり、新カードを発行したりで
結局2時間弱銀行にいる羽目に。

その後は公安に行って、今回の事件を正式に調査してもらう為の手続きを行うことに。
中国の公安は日本の警察署と同じく管轄があり、前日にホテル付近の公安で今回の事件の
担当管轄を聞いてみたのですが、よくわからないという反応だったので、実際に銀行付近の公安を
手あたり次第当たってみて、やっと担当の公安に行けましたが、
それだけで1時間はかかったので、このあたりはちょっと非効率だなと感じました。
まあ中国ではありがちなことではありますが。

中国銀行の方で事件を調査するには公安にも届出を提出する必要があり、
銀行で話した内容をまた一から話して調書を作成して、色んなところに拇印を押して
なんかもう自分犯罪者ですか?くらいの手続きの多さ。
調書を作成してる時公安の人たちは平気で煙草を吸うもんだから、やっぱ中国は自由で良いなと
日本社会に既に順応してしまった身として感じました。
警察というお堅いイメージがあるのに、このゆるさがね。

公安での手続きにも1時間半ほどかかって、なんとか届出が終わりその控えをもって再度銀行へ。
これをもって正式に銀行の方でも調査&返金対応を開始でき、もしかしたらお金も返ってくるかもしれないとのことで、1、2か月ほどくらいでどうなるかわかるとのこと。
運が良ければ7割くらいは返金される可能性があるとのことで、中国に来るまでは
どうせ返ってこないだろうなと思ってたので、半分でも返ってこれば儲けものだなと。

果たしてお金は返ってくるのか?

銀行の担当者とは念のため、Wechatを交換しておいたので、定期的に状況を確認して
なるべく早く対応してもらえるよう都度念押しはしていました。
そして12月中旬に担当者から連絡が来て、不正利用金額の約7割の3万元(約50万円)が返ってくるとのことでした。

銀行でやり取りしてた時に7割くらい返ってくるかもねとは言われてましたが、その時は
半信半疑で実際に戻ってくると聞いて驚きましたし、やはり嬉しかったですね。
盗まれたお金全額とはいきませんでしたが、自分が汗水たらして貯めたお金が7割でも返ってきてくれてほんと良かったです。

不正利用が発覚してから色々と協力してくれた中国の友達にもこの事を連絡すると、
中国人でこういった事件に巻き込まれたら絶対返金されないよとも言ってたので
こういうときに限って言えば外国人で良かったかなと。
諦めずに対応してきてよかったと思います。

こういった事件に巻き込まれないのでが一番ではありますが、これも一つの良い経験と捉えて
今後スキミング等にはより一層気を付けようと思います。
皆さんもくれぐれもお気を付けください。

では!

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