福岡にある猫島・相島へ日帰りで行ってみた
どうも、ひでです。
2018年夏に福岡に来てからなにかとドタバタしていてあんまりアクティブに活動してできなかったので、2019年はアクティブに色んなところに行こうと思っていて、
福岡から日帰りなり1泊で行ける場所を探していたところ相島がかなり近場にあるということで
思い立って2月の中旬に日帰りで行ってきました。
なので今回はそんな相島について書いていこうと思います。
相島とは?
手抜きにはなりますが、Wikipediaにある相島の説明を抜粋しようと思います。
相島(あいのしま、あいしま)は、玄界灘に浮かぶ福岡県糟屋郡新宮町の島(有人島)である。
新宮海岸から北西に8kmほど離れた所に位置する。また、地名(行政区画)としての「相島」は福岡県糟屋郡新宮町の大字となっており、全島がこれに該当する。面積約1.25km²、島の周囲は約8km、全体的に標高は50~70mほどの台地状をしていて、海岸の一部には海食崖も見られる。東端の海上に、海食により穴の開いた岩「めがね岩」(「鼻栗瀬」ともいう)があり、九州自動車道の新宮町境界標識に町のシンボルとして描かれている。
東西に細長く南に面して入り江になっており、港及び住宅等はこちらの海岸沿いに集中している。この地形のため、夏季の台風接近や冬季の北西寄りの季節風等により玄界灘が荒れている場合も、対岸の九州本土に比べて船の出入りが可能であることが多く、昔から急な荒天の場合の船の避難場所となっていた。
旅客機で福岡空港に北から着陸する場合、丁度高度を下げて旋回する場所[1]になっており、窓からよく見える。
島内には小学校(新宮町立相島小学校)および中学校(新宮町立新宮中学校相島分校)がある。
北九州市小倉北区にある藍島は相島と同じく福岡県にあり、島名の読みも同一で、猫が多いことでも共通するが、別の島である。
歴史:中国大陸と九州を結ぶ航路の要衝にあたり、古くから知られていたと見え、『万葉集』や『日本書紀』などの中に「阿恵島」「吾瓮(ミアヘ)」の名で表れている。また中世には羽柴秀吉(豊臣秀吉)旗下の武将たちが、海路名護屋城に向かう途中この島に立ち寄り、海岸の石を一個ずつ盛って千手観音像に航海安全と朝鮮征伐の勝利を祈願したと伝えられ、その積み上げられた石の山は現存しており太閤潮井の石と呼ばれている。近世には朝鮮通信使は必ずここに寄港していて黒田藩により客館・遠見番所・制札所が設けられていた。
観光:海釣りのスポットとして有名であり、漁港周辺での釣りを目的に訪れる人々も多い。島内には朝鮮通信使に関連した史跡などが見られるほか、「猫の島」という愛称が付くほどに猫が多い島としても有名で、英字新聞のジャパンタイムズは「野良猫の天国の島」(The feral felines of Cat Heaven Island)として紹介している[2]。また、アメリカのCNNニュースも「猫が”支配”している場所」の1つとして相島を紹介している[3]。30年以上にわたり野良猫の継続調査が行われている。
長々と引用してしまいましたが、今回自分が相島を訪れようと思ったのは、
福岡からふらっと行ける利便性と相島にある刺身定食を食べてみたかったという理由。
相島が猫がたくさんいる猫島ということは行く直前に知りました。
福岡から相島への行き方
相島へは新宮港からフェリーが出ており、新宮港からはフェリーで20分ほどで相島へ着くことができます。
新宮港へは西鉄新宮駅とJR福工大前駅からそれぞれバスが出ているので、それに乗れば行けますが
本数はそれほど多くないので注意が必要です。
西鉄新宮駅~新宮港までのバスの時刻表
※4月と10月とで時刻表が変わります
そしてこちらがJR福工大前駅~新宮港までのバスの時刻表
※4月と10月とで時刻表が変わります
上記の写真はすべて新宮町のHPからのものなので、行かれる方はそちらの最新情報を参考に。
新宮港から相島までのフェリーは片道大人460円、子供230円とお手頃価格になってます。
相島の観光
割と朝早く起きて9時20分発のフェリーに乗ろうとJR福工大前駅に着いたわ良いけれども、
なぜかほぼ同時刻に来た違うバスに乗ってしまい、次のバス停で降りてまた福工大前駅に戻るも
もちろん新宮港行きのバスは行ってしまっていて、結局タクシーに乗って新宮港まで行く羽目に。
たまにこういううっかりしてしまうのですが、結構萎えますよね。
本来であれば100円で行けるところをタクシーで1000円払って行くっていう。
朝から何度も時刻表確認してたのに、出だしからつまづくところが自分らしいなと。
まあなんとか9時20分発のフェリーには着けたので良かったけれども。
フェリーは下の写真に少し写っている感じでそこまで大きくはないですが、朝早くの便だったからか割と空いてました。空いてたから調子に乗って最前列に座ったはいいものの予想以上に揺れが
ひどく普通に酔いそうでした。乗り物酔いしやすい方は気を付けた方が良いレベルです。
20分ほどで着いたからよかったものの、あの揺れが1時間とか続いてたら完全にグロッキーな状態で相島に上陸してたことでしょう。
相島に到着するとさっそく猫さんたちがお出迎えしてくれます。
猫島とか来るまではそこまで興味なかったけども、来たら来たでなかなか可愛いです。
観光客がよく餌をあげるからかほとんどの猫が人間慣れしてて、全く逃げないし
むしろ近づくと近づいてくるほど。(一応餌やりは禁止されてるみたいです)
猫の写真はあとでまとめて載せるとして、ここからは相島を1周したときに撮った写真を
載せていきます。
相島自体はかなり小さく歩いて1周するのに1時間半から2時間くらいでできるとのことで、
猫の写真撮影はほどほどにして、1人でぶらぶらハイキングすることに。
そのはずがなぜか自分の母親と同じくらいの年のおばちゃんが声をかけてきて、
途中の観光スポットまで一緒に行かないかとナンパされ、一緒に行く羽目に。
これが若い女性だったらどんなに良かったかと思いますが、まあこれはこれで面白いかなと思い
暫し一緒に歩きます。
その方は山口からわざわざ福岡で開催されているシルクドソレイユのキュリオスを観に来たらしく
そのついでに相島を訪れたらしいです。なかなかアクティブなおばちゃんですね。
気が合いそうです。
いかにも漁港な風景で、かなりほのぼのとしてます。
色んなところに神社があったり、下は剣神社というなんかすごい剣が祭られているらしい
場所とのこと。
少し歩いて横道にそれていくと見えてくる、おそらく相島で一番有名な観光スポットである
相島積石塚群。
遺跡好きな方からしたらテンション上がるんでしょうけど、自分はこれのすごさが
イマイチ理解できずにいましたが、とりあえずぶらぶら散策してました。
よくこんな石を積み上げたなとという平凡な感想しか生まれてきません。
残念な自分の感性。
相島積石塚群の右側に見えるのがこれまた割と有名なめがね岩。
こっちの方が普通にテンション上がります。変わった形の岩ですよね。
相島はウニとかアワビとかサザエとかがよく捕れるらしく、島のいたるところで
密漁禁止の看板がありました。
この崖の下に穴観音という洞窟の中に祠があるみたいですが、数年前の地震による崖崩れにより
一部崩れたのか、今は行けなくなっています。
漁用の籠には木の枝がついてますが、これはイカ漁の時イカがこの枝に産卵する為つけてるらしいです。おばちゃんが教えてくれました。
途中まではおばちゃんと一緒に散策してましたが、途中からは個別行動し
観光スポットもまわりながら島1周まわるのに1時間半ほどかかりました。
猫島・相島の猫コレクション
相島といえば猫ということで自分が訪れた時に撮った猫の写真を載せていきます。
ほんと可愛すぎて、いつまでも戯れられます。
ほぼ野良猫で、みんな割とふくよかでした。


絶品の刺身定食
相島を一周したところで待ちに待った昼食を食べに丸山食堂へ。
相島には数件ほどご飯屋がありますが、おそらく一番有名な場所ではないかと。
フェリー乗り場から徒歩1、2分ほどの場所にあって営業時間は11時から16時まで。
相島港行きのフェリーの第3便が11時半前後に到着した後は割と混むみたいなので、
それ以前に行って早めのランチを食べた方が良いかもしれません。
自分は11時半頃に行きその時はさすがに空いてましたが、
途中からは満席とまではいきませんが割とお客さん来てました。
丸山食堂にはおすすめメニューは刺身定食(1260円)、ラブコロッケ(880円)、
海鮮ちゃんぽん(680円)でそれ以外にもその日の刺身や、うどんとかもあります。
自分はもちろん相島に来る前から食べたかった刺身定食とサザエの刺身単品(600円ほど)を
注文。それがこちら。
刺身定食は刺身数種類にあら汁、ラブころっけ1個、貝の炊き込みご飯に小鉢2種類に漬物と
割と盛沢山。サザエはサザエで2個分の刺身で割とボリューミー。
定食の刺身もサザエももちろん新鮮でかなり美味しかったのですが、
相島の特産であるラブコロッケが想像以上に美味しくて感動しました。
ラブコロッケは魚のすり身を使ったコロッケで、無添加というなかなかヘルシーな一品。
この定食が食べられただけで相島にわざわざ来た甲斐がありました。
海鮮ちゃんぽんも美味しそうだったので、もしまた相島に来ることがあれば刺身定食と海鮮ちゃんぽんを食べようと思います。
海鮮ちゃんぽんは1日限定30食らしいので売り切れ注意。
ふらっと行った相島でしたが、刺身に猫に散策に想像以上に楽しめました。
福岡から日帰りで行けるので、相島かなりおすすめです。
刺身定食を食べたい、猫と戯れたい、遺跡を訪れたい、そんな方には相島おすすめです。
では!