ヤチェン!ヤチェン!ヤチェン!
どうも、ひでです。
現在は東チベットのセルタあたりにいます。
東チベットのガンゼに着いた後に、
当初の予定には入っていなかった、
ヤチェンというところに行くことにしました。
ヤチェンは亜青と書き、
いわゆるヤチェンガルゴンパで有名です。
ガンゼで朝から乗り合いバスのドライバーが
ヤチェン!ヤチェン!ヤチェン!と叫んでたので、
それに乗ってヤチェンに向かいます。
ちなみに東チベットでは、大型バスでの移動はほとんどなく
上に書いたような感じで、毎朝行き先を叫んでる
ドライバーがいるので、そこで交渉し、
定員が集まれば出発するといった感じです。
ガンゼからヤチェンまでは約4時間ほどで着き、
着いたのはいいけど、ここ数日中国政府のネット遮断のおかげで
全くインターネットは使えず、ヤチェンの事前情報無しで
乗り込んだので、まず宿探しから。
しかし残念なことに今までの東チベットの都市と違って、
ヤチェンには宿がほとんどない。
ぱっと見て2軒のみ。
そのうち1件は満員かなんかで拒否されたので、
自動的にもう1軒の方にせざるを得ず。
それがこちらの宿。
自分のバックパッカー人生でここまでの
設備、値段(約400円)は初めてかもしれません。
もちろん、風呂なし、トイレなしです。
まあこの世界一周でさらなる宿に泊まることは間違いないと
思いますが。
ヤチェンに着いておどろいたのが、チベット僧の多さ。
今までの東チベットの幾つかの都市に行ってきましたが、
ヤチェンほどは初めてです。
チベット仏教の一大メッカみたいです。
ここほどいるのはあとはラルンガルゴンバぐらいですかね。
ヤチェンに行ったその日だけなのか、毎日してるのか
分かりませんが、草原みたいなところで行われる
チベット僧が勢ぞろいしての集会なるものに
勝手に参加してみました。
その数、勝手な想像ですが、軽く1万人は越えてたと思います。
すんごい人の集まりようでした。
会自体はお昼から3時間ほど続いてたと思うのですが、
色々と自分には厳しかったので、2時間ほどで抜けてきました。
途中で帰る僧も結構いたので問題ないかんじでしたが。
そのあとはヤチェンの街巡り。
酷い言い方をしてしまうと
ヤチェンはスラム街みたいなところです。
写真だけ見たらどこのスラムって思うかもしれません。
東チベット全体に言えることですが、
ごみは異常に多いわ、下水は垂れ流しだわ
家も簡素な作りで、
野犬もめちゃくちゃいるわで
ホントなかなかの街です。
今まで訪れた、康定、理塘、ガンゼは
もう少し家の造りはしっかりしてましたし、
ここまで汚くはなかったです。
野犬も至る所にいて、恐怖でしかありません。
それでも、ヤチェンが東チベットでの一大メッカで
あることは間違いないでしょう。
山の上からの景色はなかなかのものでしたが。
では! Stay Curious!