静寂の村ストックとそこに住む日本人
2015年3月11日から約1年の世界一周の旅へ。
日本→中国→ベトナム→タイ→ラオス→インド→ネパール→インド
どうも、ひでです。
この記事はインドのラダックにある
ストックという村にて書いています。
パンゴンツォからストックへと来たわけですが、
パンゴンツォもストックも星が綺麗すぎます。
あり得ないほどの星の数と広範囲に星が広がってて圧巻です。
これを綺麗に写真に出来るテクニックとカメラがあればなと
つくづく思います。
パンゴンツォで三脚もってクソ寒い中1時間くらい
頑張って星空撮ろうとしてましたが、
全然良いのが取れませんでした。
いや〜悔しいです。
パンゴンツォへのツアーの帰り、
そのままレーに戻るのもあれだなと思い
レーから車で30分ほどの場所にある
ストックという村へ行くことに決めました。
ラダック好きの友達からStokとかSheyは
レーと違って静かな村で良いよと聞いていたので、
レーの雰囲気がそこまで好きでない自分は
なんとなくでストック行きを決めました。
結果大当たりでした。
ほんとに静かな村です。
静寂という言葉がぴったりです。
村の人口は1000人ぐらいだとか。
緑が多くて、遠くにはレーの街並みと
雪の積もった山脈を見ることが出来るという
なかなか贅沢な場所。
このストックという村、
すぐ南側にはそこまで難易度が高くないらしい
6000メートル級の山があるため、
夏には多くの登山客が訪れるみたいです。
ただ今は6月中旬のシーズン前。観光客ゼロです。
ほんとこの時期にここに来れて良かったです。
若干観光客アレルギーが出始めてきてまして(笑)
でもって村人もほとんど歩いていません。
数少ない村人に会うと大きな声でジュレーと挨拶してくれます。
ジュレーとはラダックの言葉で、
おはよう・こんにちは・こんばんは・ありがとう・さようなら・お願い、
という意味の万能すぎる単語です。
チベットでいうタシデレみたいなもんでしょうか。
正直これさえ覚えとけばなんとでもなりそうな気がしなくもない。
現実はそんなことないけども。
宿にチェックインした後は恒例の散歩タイム。
やっぱ景色が良いとこ、自然が多いとこは歩き甲斐があるなと。
ストックとレーを見渡せる丘に登ってみたり。
ほんとラダックはどこ行っても写真の撮り甲斐があります。
そのあとはたまたま会った村人にストックには日本人の奥さんと
地元人の夫が経営するゲストハウスがあると聞いて、
ぜひ話を伺おうとそこに行ってみました。
レーならまだしも完全にローカルな村であるストックに
移住するとは、その決断がすごいなと。
実際あって話を聞いてみると、すごい柔和な方で
それでもって旅行会社も経営してるのでいろんなラダックの
情報を教えてもらいました。
インターネットとかにも載ってるみたいで、
探してみたらなかなか良い記事が書いてありました。
そのゲストハウスの値段は1400ルピーと
貧乏バックパッカーにとっては
かなり厳しい値段なので泊まってないですが、
6才のシャイな女の子と2才の活発な男の子が居て、
さらには赤ちゃん猫と犬もいるので、
束の間の滞在でしたがすごい癒されました。
もう少し色々話を聞いていたかったですが、
夕食の時間も迫ってたので失礼しました。
こういう僻地に住んでる人ってのはなんだかすごい親近感が湧く
というか、すごい会いたくなってしまいます。
移住するに至った経緯だったり、文化的な違いなど
色々聞くことは尽きないだろうと思います。
なんだかんだ世界のどこにでもいる日本人。
改めてすごいなと思ったストックでの1日でした。
では!