果たしてコスタリカのオスティオナルで海ガメの産卵は見られるのか

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2015年3月11日から約1年の世界一周の旅へ。
日本→中国→香港→ベトナム→タイ→ラオス→インド→ネパール→インド→UAE→イラン→UAE→タンザニア→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ→レソト→トルコ→ブルガリア→マケドニア→セルビア→コソボ→セルビア→ハンガリー→スロバキア→ポーランド→チェコ→ドイツ→スペイン→イギリス→デンマーク→ドイツ→オランダ→ベルギー→ルクセンブルク→ドイツ→キューバ→メキシコ→ベリーズ→グアテマラ→エルサルバドル→ホンジュラス→ニカラグア→コスタリカ→パナマ→コロンビア

どうも、ひでです。

この記事はコスタリカのオスティオナルにて書いています。


ニカラグアのオメテペ島を早朝のフェリーで出発して次に向かうのは

コスタリカのオスティオナルというところ。

オメテペ島からリバスへ向かい、そこからコスタリカとの国境である

ペニャスブランカスを越えて、リベリア、サンタクルスと

乗り換えを重ねて夕方6時ごろに到着。

最近の移動は長距離ばっかりで着くのがいっつも夕方とか。

オスティオナルでは久しぶりというかアフリカぶりのテント泊を。

テント泊が久しぶりすぎて、バックパックの奥底に眠る

テントを取り出して、テントを組み立てるのが

若干面倒ではあったけど、

いざテントで寝るとなると妙に落ち着く。

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すぐ10メートル先が海で波音とともに眠ることが出来て

なんだか幸せで、

久しぶりのテント泊は思いのほか楽しむことができた。

道路標識もカメ
道路標識もカメ

オスティオナルへ来たのは何と言っても海ガメの産卵を見るため。

しかもただの海ガメの産卵ではなくて大量の海ガメの産卵である

アリバダを見ようと思って。

アリバダとはWikipediaさんによると

ヒメウミガメ(オリーブヒメウミガメ)とケンプヒメウミガメは、大群で上陸し産卵をする「アリバダ」 (arribada) という現象を起こすことがある。他の種類のウミガメはアリバダは起こさない。アリバダは、主に雨季に、のべ数千から百万頭以上ものヒメウミガメが数日から十日以上の間に一斉に上陸し産卵をする自然現象で日中にまで上陸と産卵が続くことがある。その時には雌ガメが砂浜をおおいつくし、他の雌ガメが産卵した卵を掘り返してしまうこともある。

アリバダが起こるのは、世界でも、メキシコで二ヶ所、コスタリカで二ヶ所、ニカラグアで二ヶ所、パナマとインドで一箇所ずつの計八箇所の海岸だけである。メキシコのランチョ・ヌエボ (Rancho Nuevo) では初期のアリバダ研究が行われた。また、コスタリカの太平洋岸のオスティオナルでは大規模なアリバダが起こることで知られるとともに、地域組織によるウミガメの卵の計画的な採集と販売が行われ、その収益をウミガメの保護と海浜の保全活動の予算とする保全プロジェクトが行われている。

アリバダが起こる理由は、一斉産卵で一度に大量の子ガメを孵化させることにより子ガメの生存率を高める戦略だといわれる。子ガメには孵化直後からクロコンドルやカモメ、グンカンドリといった海鳥や大型魚などに捕食される危険がある。そのため生き残り成体となる個体はごくわずかである。

アリバダの語源はスペイン語の”arribar(到着する)”である。

とのことで、

オスティオナルでは世界的に見ても

大規模なアリバダが見られるらしい。

参照元:www.japancostarica.com
参照元:www.japancostarica.com

ただアリバダは主に雨季の8月〜11月に見られる現象では

あるみたいだけども、

地元の人に聞いてみたところ毎月1回はアリバダが見られるらしい。

確かではないけども満月の時とかがアリバダは見やすいとか。

その時には5万〜6万もの海ガメが浜辺を埋め尽くして

人が歩くのも大変になるくらいだとか。

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産卵の時間帯としては夜の9時ごろから夜中の4時くらいらしい。

自分が行った時はあと3日すればアリバダは見られるかもよと

言われたけども、今後の移動的にも2日の滞在が限界。

さすがにアリバダは見られなくても

なんとしてでも海ガメの産卵を見てやろうと思ってます。

ということで2日間の奮闘の模様をお届けしようと思います。


1日目

オスティオナルへ到着したその日の夜はそこらの飯屋で

夕食を済ませ、

22時くらいまでは宿でダラダラしながら、

22時を過ぎてから浜辺へでて海ガメ探しを開始。

アリバダの時期にはガイドをつけないと

海ガメの産卵は見られないみたいだけども

それ以外の時期は普通に個人で歩くことが出来る。

オスティオナルのビーチは数キロにも及び、

さすがにそれ全部を回るのは厳しいから

1km弱の距離をぶらぶらすることに。

海ガメを探す時は海ガメに優しいレッドライトを

つけるべきなのだけども、持っていないので携帯のライトで代用。

30分くらい探してみるも全然見つけられず。

とりあえず一度テントに戻って仮眠を取って

また3時ごろに再アタックすることに。

3時過ぎにさっき歩いた距離より少し短めに歩いてみたけども、

またもや発見できず。

日の出前の5時半とかにもかすかな望みを持って探してみたけど

手応えゼロ。

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ただその頃は周りも明るくなっていて、

鳥に荒らされた卵の残骸はたくさんあったので

少なくともこの辺りで産卵はしていることは確認出来たので

良しとしようかなと。

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白いのは全部食べられた海ガメの卵の殻
白いのは全部食べられた海ガメの卵の殻

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浜辺のは鳥の足跡だらけ
浜辺には鳥の足跡だらけ

ただ鳥に食べられてる卵を見ていかに海ガメが天敵に食べられず

無事に卵から孵化するのが難しいか、

少しでもその可能性を高めようとアリバダを行う理由が

なんとなく分かった気がする。

2日目

2日目も初日とほぼ同じで23時頃から浜辺での散策を開始。

ただ初日と違うのは昼間に海ガメがどの辺りに

卵を産むか確認してから挑んでいるということ。

まあ昼間鳥が卵を漁っている場所を確認しただけだけども。

さてその成果はいかに。

23時から1時間ちょっと探してみたものの見れず、

3時ごろから1時間ほど探してみるも同じく見られず、

日の出前の5時半あたりに最終アタックをするも結局見られず。

いや〜なんとかして海ガメの産卵をこの目で

見てやろうと思っていたのに残念な結果に。

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鳥に巣を漁られたけど綺麗に形が残っている卵は見つけて

すごくぶよぶよして柔らかかったけども、

割れないようにあえて柔らかい殻になっているとか。

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唯一見られたのは日の出前の犬の交尾だけとか

どんなオチやねんって話だけども。

朝からお盛んなことってやかましいわ。

 


結局2日間に渡って探した海ガメの産卵は見られず。

あと2日すれば大量に見られたらしいけども、

こればかりはタイミングなのでしょうがない。

いつかアリバダをしっかり見てやると強く決意しました。

海ガメの産卵が見られなかったということで

食で憂さ晴らしをするしかないと思い発見した

美味しいローカルレストランを紹介して締めようかなと。

食費がこれまでの中米の中でダントツに高いコスタリカだけども

その中でもオスティオナルでまあまあ安くて美味しい飯屋。

それはLa Plazaというレストラン。

ローカルな雰囲気漂うこのレストランでは鶏肉、豚肉、牛肉から

選べるセットが3000コロン、650円ちょっとで食べることが出来る。

それでも十分高いけどもおそらくオスティオナルでは

最安ではないかなと。

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これが味付けが抜群に美味しくて、量もかなりあるので大満足。

ここではWi-Fiも使えます。

アリバダとは全然関係ないことでしたが、

アリバダを見たいと考えている人は時期を考えて訪れて下さいね。

では!

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