赤山と禿山に囲まれたボリビアの田舎町トゥピサ
2015年3月11日から約1年の世界一周の旅へ。
日本→中国→香港→ベトナム→タイ→ラオス→インド→ネパール→インド→UAE→イラン→UAE→タンザニア→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ→レソト→トルコ→ブルガリア→マケドニア→セルビア→コソボ→セルビア→ハンガリー→スロバキア→ポーランド→チェコ→ドイツ→スペイン→イギリス→デンマーク→ドイツ→オランダ→ベルギー→ルクセンブルク→ドイツ→キューバ→メキシコ→ベリーズ→グアテマラ→エルサルバドル→ホンジュラス→ニカラグア→コスタリカ→パナマ→コロンビア→ベネズエラ→ブラジル→パラグアイ→アルゼンチン→ウルグアイ→アルゼンチン→ボリビア
どうも、ひでです。
この記事はボリビアのトゥピサという街にて書いています。
アルゼンチンの中央部あたりにあるロサリオから次に向かうのは
サルタという場所。
ロサリオからサルタまではバスで16時間の道のり。
最近こんな長距離移動ばっかしてるから
特になんとも思わないようになってきた。
まあアルゼンチンのバスが快適だからっていうのが大きいけどね。
これがインドとかアフリカとかキューバだったら
間違いなくうんざりしてると思う。
ただお値段は1200ペソと9000円もして全然かわいくないけどね。
この日のバスは無料の夕食付き。
車内で食べるのかと思いきや
サービスエリアみたいなところに止まって
そこで無料の食事を食べるというなかなかしっかりしたもの。
まあチキンとマッシュポテトくらいの軽い食事だったけど
こういったサービスはなかなかないからちょっぴり嬉しい。
夜の9時過ぎに出発して昼過ぎに到着したサルタは
アルゼンチン北部の都市の中でもかなりの規模を誇る街で
次の目的地までのバスの出発までかなり時間があったので
サルタの街をぶらぶらしてみることに。
サルタの街にはケーブルカーがあったり、公園がいくつもあったり
なかなか過ごしやすいそうな印象。
サルタの街自体はそこまで観光地は多くない感じだったけども
とにかく大聖堂や教会が多かった。
そのどれもが印象的な外観でこれはこれでなかなか面白かった。
サルタから次はチリのサンペドロデアタカマまで
行こうと思っていたけども、
当日のバスチケットが売り切れで次の便が翌日とかだったので
急遽予定を変更してボリビアへ向かうことに。
まあサンペドロデアタカマからはウユニのツアーに
参加するくらいやったから別に良いかなと。
サルタから次に向かうのはボリビアとの国境の町であるLa Quinca。
そこまでは距離的にはこれまでと比べるとまだ短くて6時間ちょっと。
着いたのが早朝の4時とかでLa Quincaは標高が
3400メートルくらいある街で
そんな街場所に半ズボン、サンダルで
降り立ったもんだからもう激しく凍えそうだった。
ターミナル構内で寝袋をしいて
少し仮眠を取って国境まで歩いて移動。
ボリビアの国境側の町Villazónからは乗り合いタクシーで
Tupizaトゥピサという街へ。
ほんとはその日中にウユニまで行くことも可能だったけれども、
久しくバス移動でまともな宿に泊まっていなかったのと
何より日本人でごった返しているであろうウユニに
あまり泊まりたくなかったというのが本音。
トゥピサまでは1時間半ほどで到着。
ボリビアに入った途端に一気に民族色が濃くなって
先住民の血が入って顔もかなり違っている。
南米ではあまり民族という民族に会っていなかっただけに
民族好きな自分にはたまらない。
女性は民族衣装を身につけて髪は三つ編みで。
民族衣装のせいでかなり太っちょに見えるけども
それはそれでかわいらしい。
民族もそうだけどトゥピサの景色が個人的にはかなり好きになった。
ボリビアに入ってからなんとなく感じていたのが
風景が東チベットやインドのラダックに似ているなということ。
景色だけではなく東チベットやラダックと同じく
トゥピサ(ボリビア全体でも)は
かなり民族色が強いような気もするしね。
まあトゥピサも標高が同じくらい高いので景色的には似通っていても
おかしくはないかもしれないけども。
トゥピサの街は周りを山に囲まれているのだけども
その山が赤い山だったり灰色っぽい禿山だったりと
それらが良い感じに混在していて四方八方どこもなかなかの景色。
トゥピサの街を見渡せる高台からの景色は
もう疑うまでもなく良い景色だった。
トゥピサの街中は特にこれといった見る場所はないけども
市場でスープを食べたり、

夕食にボリビアの名物であるPique Machoという
牛肉とチョリソーとフライドポテトをミックスした料理を食べたりと

食費の高かったアルゼンチンから来たら
ボリビアの安さはかなりありがたい。
トゥピサの街でも標高3000メートルを越えていて
普段高地へ行くと高山病になりがちな自分だけどこの時は全くならず。
理由はわからないけどももうすぐ6088mのワイナポトシを登るので
前兆としては悪くないかなと。
トゥピサの街にはいくつかツアー会社があって
ウユニ塩湖への3泊4日のツアーのほか
トゥピサ近郊にあるキャニオンへ行ったり、乗馬ツアーもあったりして
それはそれでなかなか面白そうだった。
トゥピサでは欧米人はちらほら見かけたけども
日本人にはあまり馴染みのない街だとは思います。
ウユニではなくて他のところでゆっくりしたいのであれば
トゥピサはなかなかおすすめ。
自分は時間がないのでウユニへと急ぎます。
では!