ムグラメノ村でのホームステイで感じた5つの事

2015年3月11日から約1年の世界一周の旅へ。
日本→中国→ベトナム→タイ→ラオス→インド→ネパール→インド→UAE→イラン→UAE→タンザニア→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ

どうも、ひでです。

この記事はザンビアとジンバブエの国境付近のある

ムグラメノ村という奥地にて書いてます。

ここではWorkawayを利用して、

学校運営や農園の作業の手伝いなどしながら

10日間ほど滞在していました。

最初は1週間持てば良いくらいかなと考えてましたが、

気づいたら10日間滞在してました。

ホストであるアーネストさん一家のおかげで想像以上に

快適な生活を送ることが出来ました。

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平日の午前中はアーネストさんが運営する学校でお手伝いをして、

午後はダラダラしたり村の子供たちと遊んだり、

そんな生活を送ってました。

10日間という短すぎず長すぎない期間でしたが

村にどっぷり浸かって生活していたので、

色んな気づき・発見があったように思います。

ということでムグラメノ村でのホームステイ編のまとめとして

それらを書いていこうと思います。

ムグラメノ村でのホームステイで感じた5つのこと。

と題して書いていきます。


1.誰かの為に行動できる素晴らしさ

これはまさしく今回のホストであるアーネストさんのこと。

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アーネストさんの描く未来、計画自体は

まだまだ発展途上ではありますが

彼の志にはただただ尊敬の念しかありません。

キリスト教の司祭だった影響もあるとは思いますが、

彼みたく自分の人生、財産をなげうって孤児の為、子供の為、

村の為に行動できる人はなかなかいないです。

今回彼の家に滞在しましたが、村の他の人と比べても

生活水準は変わらないし、決して豊かとは言えない生活をしてます。

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アーネストさんの住居の一部

それなのに、私費を投じて学校を運営したり、

クリニック開設の計画を立てたりと

想いをすぐさま実行に移すその姿勢は素晴らしいです。

彼のような人柄だからムグラメノ村には個人、団体問わず

多くの団体やボランティアがやってくるのだなと感じましたね。

2.開発・観光地化か適度な成長か

ムグラメノ村には豊かな動物資源が存在します。

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アーネストさんから色々聞いた話なのですが、

このムグラメノ村にも国立公園化・観光地化の話が出てるみたいです。

どこかのお金持ちがこの土地に目をつけたみたいで、

その計画案の中では、

国立公園化に伴って村民を追い出すという話もあるとか。

これはさすがにあんまりです。金に目が眩んだ亡者のやることです。

その反対運動の先鋒に立つのがアーネストさん。

どうかこの計画が頓挫すること願ってます。

ただアーネストさんも適度な開発、成長の必要性は

しきりに自分にも訴えていたので、

やはり今の不自由な生活から抜け出したいという思いはあるそうです。

ただ開発の際には少なからず村の環境は失われることとに

なると思うので、そのバランスが難しいなと感じましたね。

特に生態系への影響が。

ただ自分も今のような不便な生活のままで良いとは全く思わないので

適度な成長であれば良いのかなと思ったりします。

3.インフラの重要さ

これは何も今回のザンビアでの生活に限らず、

アフリカやアジアの途上国を旅してて思うことで

やはりそれらの国のインフラ整備はまだまだで、

そのような場所で生活してみてはじめて

日本のインフラのありがたさにも気づきました。

日本には当たり前にあるものがここにはこれっぽちもないので。

今回滞在したムグラメノ村は電気もなければ水道もない、

ガスコンロもなければお風呂もない、そんなところです。

あるのは大自然とザンベジ川くらい。

電気はソーラータイプの電灯を使用してましたが、

充電が無くなれば役立たずで、真っ暗のときもしばしば。

なにより夜電気がないことで

活動が制限されてしまうのが残念でならない。

子どもたちは夜になると学校の宿題など出来ませんし、

暗闇の中の調理は危険で面倒です。

水に関しては村に一つだけある井戸で汲んでくるか、

ザンベジ川まで汲みに行くかです。

井戸は一つしかないのでいつも順番待ちで混み合ってますし、

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ザンベジ川まではちょっと歩かないといけないし、なにより

汲んだ水を持って帰るのが大変。

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自分が滞在してる間は井戸の水を飲料水として飲んでいましたが、

そこの水も透明だとはいえ完全に無害な水だとは言えない感じでしたし、

村の人は川の水を平気で飲んでました。

さすがに川の水は体にマズイです。

いくら昔から飲んでて耐性があるとは言え。

料理をするときは、ガスコンロも電気もないので毎回木を集めて

火をたくのでそれだけでも時間がかかります。

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コンロみたいに一度に何個も調理出来るわけではないので

一つ一つ料理を作らないといけないので時間もかかりますし。

比較的大きな町からバスで3時間さらに行った場所にあって

僻地なのは分かりますが、もう少しザンビア政府には

なんとかしてもらいたいもんです。

個人的にこの村には電気と水道がまず必要だなと強く思いましたね。

あと病院も。

ムグラメノ村には簡易診療所があるのみで、

重病の場合は車で3時間かけて

病院のある街へ行かないといけないみたいです。

村には車を持っている人など皆無で、

その街までの唯一の移動手段はバスなのですが

頼みのそのバスも1日1便とかなので、

バスがなくて患者を背負ったり車いすで1日、2日かけて

街まで行くこともしばしばあるみたいです。

病院に着くまでに息絶えてしまうこともよくあるとか。

厳しすぎます。

ただただ言葉を失いました。


4.子供の家庭環境によってそもそものスタートラインが違うということ

これはアーネストさんの運営する学校で

お手伝いをしていて感じたことなのですが、

それは子どもの家庭環境によって服装だったり、

持ち物が違うということ。

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この学校は小学校以前の子どもの面倒を見ているのですが、

あくまでアーネストさんの私費で運営しており、

ノートや筆記用具は極力各自で用意してこないといけません。

学校が提供するのはあくまで授業のみ。

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当然筆記用具を買うことの出来ない家庭もあるので、

手ぶらで学校に来る子も結構多い。

海外からの寄付で筆記用具が貰えれば

それを分け与えることもするそうですが、

自分の滞在時はノートがなくて授業中

手持ち無沙汰な子もいたりしました。

服装に関しても、

裸足で来る子もいれば、破れた服で来る子もいたり。

というか破れた服で来る子が多かったかな。

日本の幼稚園、小学校だと

教科書や筆記用具がないなんて人はいなかったですし、

救育ひとつ取ってもアフリカの田舎では環境が違いすぎます。

日本には教育を受けさせるのは義務ですが、

ここではあくまで権利程度でしかありません。

アーネストさんの学校がなければムグラメノ村では小学校までは

教育を受けることが出来ないのですから。

家庭環境のせいか、日によって出席生徒数に違いがあって

ある日は30人、次の日は半分の15人なんて時もありました。

子どもに平等に教育を与える大事さ、難しさ

というのをひしひしと感じました。

5.動物との共存の難しさ

これもアーネストさんから聞いたのですが、

村で以前ゾウに踏まれて亡くなった人がいたそうです。

大きいもので6,7トンにもなる体重のゾウの攻撃を

受けたらひとたまりもありません。

ゾウに遭遇することなんて稀でしょと思うかもしれませんが、

ムグラメノ村では日常茶飯事です。

川のほとりへ行けば毎日見れますし。

ゾウの糞なんてクソほど道に落ちています。

ここでは人間とゾウなどの野生動物は共存しているわけです。

人間側からしたら共存せざるを得ないだけですけどね。

ザンビアを含む多くのアフリカ諸国では

ゾウなどの野生動物を殺すことは厳しく禁止されてますし。

アーネストさんの話で印象的だったのが、

ゾウが人間を殺してもゾウは罰せられないのに、

人間がゾウを殺すと罰せられる、

そんなのおかしいと。

ゾウを殺すことを禁止する法律には、

現地で生活する人の意見は汲み入れられていないのだなと。

現地民にとってはゾウやバッファローは農園は荒らすわ、

人間に危害を加えるわで外敵でしかないですし。

単なる観光客からすれば野生動物が見られることは

サファリ感覚で楽しいですが、

現地の人からしたら全くもって迷惑な話なんだなと。

今まではただ漠然と動物を保護することは

善だとしか考えてませんでしたが、

そういう視点もあるんだなとハッとさせられました。

人間と動物の共存などと言うことは簡単ですが、

実際に共存するとなると簡単どころか危険でしかないんだなと。


最後に

今回Workawayを利用してムグラメノ村に10日間滞在しました。

アーネストさんがボランティアを受け入れ出したのは最近の事で、

自分で2組目とのこと。

アーネストさんは純粋に海外の人にムグラメノ村での生活を体験してもらいたい

さらには規模問わず手助けしてもらいたいと考えています。

毎日のように言っていましたし、

実際に自分が肌でそれを感じました。

最初から最後まで歓迎してくれて、

家族同然に扱ってくれて本当に感謝しています。

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彼らへの僅かながらの恩返しとして自分が出来ることは

この体験をブログを通して色んな人へ伝えること。

どれだけの人が読んでくれて、

ムグラメノ村に興味を持ってくれるかは分かりませんが、

行きたいという人がいれば是非訪れて欲しいです。

アフリカのザンビアと聞くと躊躇する人も多いですが、

間違いなくアーネストさんは温かく歓迎してくれるでしょう。

Workawayは登録するのは4000円ほどの年会費を

支払う必要がありますが、

Workawayに登録するのが面倒だっていう人は自分に連絡もらえれば

アーネストさんにつなぐことも可能です。

少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。

では!

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